広告欄
■ここ変日本人 ■ここ変カナダ人 ■管理人のぼやき
■ここが変だよ日本人
変人か!?
マシーンか!?
アメリカン・エキスプレス
THE BODY SHOP
THE BODY SHOP
変人か!?

前回のマシーンか?にも通ずる所がありますが、先日カナダで出会った友人(日本人@帰国済み)の元を訪れて、面白い話を聞き、大いに共感したので書いてみます。

彼女が日本に帰ってきてから間もなく、電車の車内、自分が座った隣にかわいい靴を履いた若い女の子が座っていたそうです。友人は何の気なしに「可愛い靴ですねー」と発言。
この先は想像に易しく、「えっ?(何この人、いきなり喋りかけてきたんだけどキモいんだけど)ぁ、はぃ・・・。」的な反応で、迂闊に発言してしまった友人は大いにその発言を後悔したのでありました。
その後どうなったかも想像に易しく、お互い居心地の悪い空気を共有し、目的の駅に早く着かないかと祈ったのでした。

確かに日本では知らない人がいきなり喋りかけてきて、しかも褒められたりしたら、「何かの勧誘?」と疑ってしまう気持ちは分かります。しかも日本には素直に褒める・褒められる事が極端に少ない。いわば慣れてない。しかし私は友人がウッカリ「可愛い靴ですね」と言ってしまった気持ちも痛いほど分かるのです。

カナダ(おそらくアメリカでも)では、こんな会話は良くある。しかも「可愛い靴ですね」の発言にはそれ以上も以下ない。ただそう思ったから言っただけ。言われた方も笑顔で「ありがとう」と返す。純粋に靴を褒められた事に対する返事です。その先の会話に発展させる気がないならそこで終わっても良し、どちらかがまだ会話を続けたかったら続けようとしても良し。何かを言って、ちゃんと返事が返ってくる。会話が完結するんです。

日本では上記の通り、喋りかけられた事自体に違和感を憶えるので完結しにくい。「その靴可愛い」と言いたいだけなのに、それを言ってしまうと変な人になってしまう可能性があるのであえて言わない。それが日本人。なんだかなぁ。

TOPへGO!
マシーンか!?

日本に帰ってきた当初、私の心はかなりオープンになっていましいた。久しぶりの日本!慣れ親しんだ日本!些細な日常生活をウキウキしながら過ごそうとした矢先、真っ先にある違和感が私を襲いました。

普通の生活で他人に接触するタイミング、その大多数がスーパーやコンビニのレジの人だと思うんですが、レジの人の一連の作業がとてもよそよそしく感じられる。

しかもうちの近所の大手スーパーのレジ打ちなんて、さすが大手なだけあり、とても対応はしっかりしている。「こんにちは、いらっしゃませ」(両手を合わせお辞儀さえする)から「ありがとうございました」まで社員教育はほぼ完璧である。しかしこれがなんともマシーン的な。いかにもマニュアル通り。中には目も合わせず、無表情で、上記の上っ面の完璧接客マニュアルを演じられる。客が私でなくても90歳のじーちゃんでも6歳のちびっ子でも全く同じ対応をするのであろう。なんだかなぁ。

でもこれはカナダから帰ってきてから感じる事なので、日本を出る事がなければこんな事は感じなかったのかもしれないなぁ。
海外に出ると日本との相違点に気付きます。国が変れば様々な事のやり方・考え方が違う(これは面白いのと同時に大きなフラストレーションになったりする)。

上記の事柄でカナダの場合、まずお客様は基本的に神様ではないので、日本の様に迅速で緻密なサービスは殆ど受けられない(哀)。消費者の立場が弱いのです。
近所のスーパーに文句を言おう物なら「じゃーウチで買わなきゃいいじゃん?」と普通に言われそう。

チップが発生しない接客業は個人のやる気とその日のテンションとその人の人柄に大いに左右され、昨日は機嫌よく対応してくれたのに今日はめっさテンション低い、とかよくある。

なので当時は日本の質の良い安定したサービスを懐かしがったりしたもんだったー。が、それを再び手に入れた今思うのは、日本の接客業のマシーン化。では何故そう感じるのだろう?

これは分かりやすい!日本の場合物を買うとき、買う方は何も言う必要がないのです。

カナダの場合、大抵は自分のレジの番が来るとレジの人は「ハロー」と言う。なので「ハロー」と言い返す。終わりにはお互い「サンキュー」と言って終わる。
日本の人間型レジ打ちマシーンの「コンニチワ、イラッシャイマセ」に反応して元気良く「こんにちわ!」と返してしまったら逆に変な人に認定される事間違いなしなのだ。マシーンは対する客がどんな人間かなんて気にしていない。

また日本ではカナダの様な人間性に大いに左右されるある意味バラつきのあるサービスを良しとしない。みんな均一で平均。その為にマニュアルがある。そしてマシーン化されてゆく。なんだかなぁ。

TOPへGO!
 
 
 
 
 
 
   
Copyright(C) 〜貧乏人のお金のかからない節約カナダワーホリ生活記〜 All Rights Reserved








inserted by FC2 system